昭和初期には、当時1円で買える全集類が、異常なブームを呼び、倒産しかかっていた出版社が、このお陰で生き返ったほどの、凄まじいブームだった。
主に文学書系統の全集が主体であったが、その種類だけでも当時、各社競って次から次へと新企画、ならよいが、二番煎じ、三番煎じの新規参入が目立つ頃には、ブームは急速に衰えていった。
このため、売れ残りの端本などは、どんどん古書店に、安価でおろされ、これまた安価デ売られたものだから、現在から見ても、かなり豪華な文学全集類が、安価で買えた。
現在でも、その名残は消えず、当時の一部の例外的な円本以外は、今なお、とても安価で入手可能である。
