昨今、場所をとる全集物の人気は下落する一方だから、発売当初の価格とは比較にならない安価で入手できることが多い。
ここで気をつけなければならないのは、月報である。全集物の価値は、ときに月報にこそ価値があることも多いのである。
ところが、古書店によっては月報の有無を表示しようとされないし、月報の有無を問い合わせても、返事が返って来ないことも多い。返事が返ってこないということは月報が不揃いか皆無の証拠である。
親切な古書店さんでは、カタログやネットの詳細項目に月報の有無をしっかり記載されている。
この月報の有無をしっかり記載しているかどうかで、その古書展さんのポリシーが見えてくるといっても過言ではないだろう。
個人的な本音を言わせて貰えば、月報の有無こそ全集物の価値の大半を占めるとさえ思っている。